なんとも後味の悪い映画を見てしまいました。オカルトやホラー、エログロ系が苦手なのに、イ・ビョンホンが主役というのと『オールド・ボーイ』主演のチェ・ミンシクが出ていたので、見てみようと思ったのでした。
原題は『악마를 보았다』で日本語タイトルそのまま「悪魔を見た」という意味になります。
2011年の映画なので、感想もあらすじもかなりたくさんの人が書いていますが、私も書いていこうと思います。
※ネタバレです。
スヒョン(演:イ・ビョンホン)は国家情報院の捜査官です。婚約者ジュヨン(演:オ・サナ)の誕生日だというのに仕事で、祝えないことを電話で謝っていました。
ジュヨンは車がパンクしてしまい、レッカー車を待っていましたが、そこへ塾の送迎車を運転するギョンチョル(チェ・ミンシク)が通りかかり、こっちに乗ったほうがいいと誘われます。
それを断り、なんとなく不安に思ったジュヨンは窓を閉め、警戒していました。しかし、送迎車はいつまでも動かず、急に車の窓ガラスが破られ、ギョンチョルに襲われます。
ジュヨンが気づくとそこは、ギョンチョルの作業場で、体を切り刻むための用意をしていました。
ジュヨンはどうか助けてくれないかと言います。なぜならジュヨンはスヒョンの子供を身ごもっていたからです。
しかし、ギョンチョルにはそんなことは一切関係ありませんでした。
ジュヨンの死体はある川で見つかりました。首が切断された状態で発見されたのです。
ジュヨンの父(演:チョン・グクファン)は元刑事でした。娘にも君にもすまないと言われて、スヒョンは必ず犯人を見つけ、ジュヨンと同じ目に遭わせてやろうと思うのでした。
容疑者は4人いました。1人1人ずつ当たり、3番目がギョンチョルでした。
ギョンチョルの家を訪ねると、父親と母親がおり、父親からあいつは親も息子も捨てたんだと言われます。
家の壁でギョンチョルの息子が1人でサッカーボールを蹴っていました。
ギョンチョルの家(隠れ家)に行き、鍵のかかった引き出しから女性たちの遺留品を見つけ、犯人はこいつだと思います。
ちょうどそのとき、ギョンチョルは塾帰りの女子学生を襲おうとしているところでした。
スヒョンとギョンチョルは対峙し、死闘になります。ギョンチョルはダメージを受け、気づくと土の穴の中で寝ていました。
しかし、体の上にお金が入った封筒が置いてあり、なんとことかわからないギョンチョル。
スヒョンはダメージを負わせながらも、殺したり捕まえたりする気はなく、ただただ、半殺しにしては放し、を繰り返そうとしていました。そうすることで、苦しみや恐怖を与えようとしていたのです。
ギョンチョルはそんな魂胆が分からず、女性を見ては犯そうとし、男性を見ては殺そうとするのでした。
しかし、その度にスヒョンに半殺しにされ、アキレス腱を切られ、体はボロボロにされていくのでした。
そしてギョンチョルは狩りをする(殺人)仲間の元へ行き、スヒョンの話をすると、そいつは俺たちと同じように狩りを楽しんでいるんだよと言われます。
それを聞き、ギョンチョルはあることを思いつきます。
しかし、そこでも結局スヒョンが現れ、自分を含め仲間もボコボコにされてしまうのでした。
どこにいても必ずスヒョンが現れることを不思議に思ったギョンチョルでしたが、それは、自分の中にGPSが搭載されたカプセルが入っていることに気づきます。
それを取り出し、別な男を殺してそのカプセルを口の中に入れて、自分はどこかへ向うのでした。
ギョンチョルの居場所が分からなくなってしまったスヒョンは、仲間の元へ行き、どこへ言ったのかと尋ねます。
するとその仲間は、お前はあいつがどんなにヤバい人間か知らない、多分あいつはあんたの婚約者の家族も殺しに行くだろうと言われます。
それを聞いたスヒョンは急いでジュヨンの家族の元へ向かいますが、多くの刑事がおり、すでに事件が起きた後でした。
刑事には、お前のせいでこうなったと言われ、返す言葉もないスヒョン。
そのあと、ギョンチョルが自首するつもりだと聞いたスヒョンは、そうはさせまいとします。
ギョンチョルは警察署に現れます。手を高く上げ、建物内に入っていこうとしたそのとき、スヒョンが車で現れ、ギョンチョルを奪い去っていきます。
ギョンチョルが気づくとそこは、自分の作業場でした。
そして、女性たちに対し使っていたギロチン台に置かされていました。
ギョンチョルは「自分が悪いことをした、許してくれ」と請います。
スヒョンは「苦しいか、怖いか」と聞くと、うなだれていたギョンチョルは不敵に顔を上げ、俺は苦しみなんて感じないんだよ、だからお前の負けだと言い放ちます。
スヒョンは諦めたような表情になり、「俺はお前に死後も苦しんでほしい」と言い残し、そこを去っていきます。
ギョンチョルはロープを咥えさせられながらも「俺は絶対に生きてやる」と叫び続けています。
しかし、口に咥えていたロープは扉とギロチンにつながっているのでした。
スヒョンが去った後、ギョンチョルの家族がやってきて、ギョンチョルの名前を呼びながら扉を開けようとします。
ギョンチョルは必死で開けるなと言おうとしますが、ロープを咥えているので伝わりません。
結局、ギョンチョルの家族によって扉は開けられ、ロープが外れギョンチョルは自分の作ったギロチンによって首を落とされるのでした。
*************
最初はちょっと面白そうだなと思ったのですが、だんだん気持ち悪くなってきて、最後はまったく救いのない終わりでした。
スヒョンのしたことが結局は婚約者の家族まで殺される羽目になったことで、スヒョンは多分一生傷を背負うと思ったし、ギョンチョルを苦しめようと、ギョンチョルの家族まで巻き込むのは何か違うなーと、見たあとガッカリしました。
ギョンチョル役のチェ・ミンシクが本当に気持ち悪くて、早く殺されろ!と心の中で思っていました。
こんなに人を殺さなくてもいいのに、と思うくらい人が死んだ映画でした。
原題は『악마를 보았다』で日本語タイトルそのまま「悪魔を見た」という意味になります。
2011年の映画なので、感想もあらすじもかなりたくさんの人が書いていますが、私も書いていこうと思います。
※ネタバレです。
スヒョン(演:イ・ビョンホン)は国家情報院の捜査官です。婚約者ジュヨン(演:オ・サナ)の誕生日だというのに仕事で、祝えないことを電話で謝っていました。
ジュヨンは車がパンクしてしまい、レッカー車を待っていましたが、そこへ塾の送迎車を運転するギョンチョル(チェ・ミンシク)が通りかかり、こっちに乗ったほうがいいと誘われます。
それを断り、なんとなく不安に思ったジュヨンは窓を閉め、警戒していました。しかし、送迎車はいつまでも動かず、急に車の窓ガラスが破られ、ギョンチョルに襲われます。
ジュヨンが気づくとそこは、ギョンチョルの作業場で、体を切り刻むための用意をしていました。
ジュヨンはどうか助けてくれないかと言います。なぜならジュヨンはスヒョンの子供を身ごもっていたからです。
しかし、ギョンチョルにはそんなことは一切関係ありませんでした。
ジュヨンの死体はある川で見つかりました。首が切断された状態で発見されたのです。
ジュヨンの父(演:チョン・グクファン)は元刑事でした。娘にも君にもすまないと言われて、スヒョンは必ず犯人を見つけ、ジュヨンと同じ目に遭わせてやろうと思うのでした。
容疑者は4人いました。1人1人ずつ当たり、3番目がギョンチョルでした。
ギョンチョルの家を訪ねると、父親と母親がおり、父親からあいつは親も息子も捨てたんだと言われます。
家の壁でギョンチョルの息子が1人でサッカーボールを蹴っていました。
ギョンチョルの家(隠れ家)に行き、鍵のかかった引き出しから女性たちの遺留品を見つけ、犯人はこいつだと思います。
ちょうどそのとき、ギョンチョルは塾帰りの女子学生を襲おうとしているところでした。
スヒョンとギョンチョルは対峙し、死闘になります。ギョンチョルはダメージを受け、気づくと土の穴の中で寝ていました。
しかし、体の上にお金が入った封筒が置いてあり、なんとことかわからないギョンチョル。
スヒョンはダメージを負わせながらも、殺したり捕まえたりする気はなく、ただただ、半殺しにしては放し、を繰り返そうとしていました。そうすることで、苦しみや恐怖を与えようとしていたのです。
ギョンチョルはそんな魂胆が分からず、女性を見ては犯そうとし、男性を見ては殺そうとするのでした。
しかし、その度にスヒョンに半殺しにされ、アキレス腱を切られ、体はボロボロにされていくのでした。
そしてギョンチョルは狩りをする(殺人)仲間の元へ行き、スヒョンの話をすると、そいつは俺たちと同じように狩りを楽しんでいるんだよと言われます。
それを聞き、ギョンチョルはあることを思いつきます。
しかし、そこでも結局スヒョンが現れ、自分を含め仲間もボコボコにされてしまうのでした。
どこにいても必ずスヒョンが現れることを不思議に思ったギョンチョルでしたが、それは、自分の中にGPSが搭載されたカプセルが入っていることに気づきます。
それを取り出し、別な男を殺してそのカプセルを口の中に入れて、自分はどこかへ向うのでした。
ギョンチョルの居場所が分からなくなってしまったスヒョンは、仲間の元へ行き、どこへ言ったのかと尋ねます。
するとその仲間は、お前はあいつがどんなにヤバい人間か知らない、多分あいつはあんたの婚約者の家族も殺しに行くだろうと言われます。
それを聞いたスヒョンは急いでジュヨンの家族の元へ向かいますが、多くの刑事がおり、すでに事件が起きた後でした。
刑事には、お前のせいでこうなったと言われ、返す言葉もないスヒョン。
そのあと、ギョンチョルが自首するつもりだと聞いたスヒョンは、そうはさせまいとします。
ギョンチョルは警察署に現れます。手を高く上げ、建物内に入っていこうとしたそのとき、スヒョンが車で現れ、ギョンチョルを奪い去っていきます。
ギョンチョルが気づくとそこは、自分の作業場でした。
そして、女性たちに対し使っていたギロチン台に置かされていました。
ギョンチョルは「自分が悪いことをした、許してくれ」と請います。
スヒョンは「苦しいか、怖いか」と聞くと、うなだれていたギョンチョルは不敵に顔を上げ、俺は苦しみなんて感じないんだよ、だからお前の負けだと言い放ちます。
スヒョンは諦めたような表情になり、「俺はお前に死後も苦しんでほしい」と言い残し、そこを去っていきます。
ギョンチョルはロープを咥えさせられながらも「俺は絶対に生きてやる」と叫び続けています。
しかし、口に咥えていたロープは扉とギロチンにつながっているのでした。
スヒョンが去った後、ギョンチョルの家族がやってきて、ギョンチョルの名前を呼びながら扉を開けようとします。
ギョンチョルは必死で開けるなと言おうとしますが、ロープを咥えているので伝わりません。
結局、ギョンチョルの家族によって扉は開けられ、ロープが外れギョンチョルは自分の作ったギロチンによって首を落とされるのでした。
*************
最初はちょっと面白そうだなと思ったのですが、だんだん気持ち悪くなってきて、最後はまったく救いのない終わりでした。
スヒョンのしたことが結局は婚約者の家族まで殺される羽目になったことで、スヒョンは多分一生傷を背負うと思ったし、ギョンチョルを苦しめようと、ギョンチョルの家族まで巻き込むのは何か違うなーと、見たあとガッカリしました。
ギョンチョル役のチェ・ミンシクが本当に気持ち悪くて、早く殺されろ!と心の中で思っていました。
こんなに人を殺さなくてもいいのに、と思うくらい人が死んだ映画でした。
コメント